AWS_Cloud9にRubyとRailsをインストールする方法
インストール
cloud9には元々Rubyがインストールされていますが、
今回は、rvmというサードパーティツールでインストールし直します。
パッケージ管理ツールやサードパーティツールを使ってインストールしていきます。
サードパーティツールとは
Rubyをインストールするツールのことで、
様々な特徴をもったツールがあります。
rvmとは
Ruby Version Managerの略になります。
複数のアプリがあった時にそれぞれにバージョンが違うRubyがインストールされていた場合の管理をしてくれるツールになります。
他のツールとパッケージの紹介
- macOS
- rbenv
- RVM
- Homebrew
- ソースからのビルド
- Linux/UNIX
- rbenv
- RVM
- パッケージ管理システム
- ソースからのビルド
- Windows
- WSL
- ActiveScriptRuby
- RubyInstaller
- RailsInstaller
詳細はRubyの公式ページで確認してみてください。
インストールの手順
1. AWSの検索画面から「cloud9」を検索。または、最近アクセスしたサービスから選択する。

2. environmentの「Open IDE」をクリックする。

3. 「+」ボタンをクリックし、「New Tarminal」をクリックすると、左の「bach-○○」と書かれたタブが開く。(ターミナルという)

4. ターミナルに記述する
$ rvm install 2.5.1

上のような画面が出ればインストール完了です。(5分ほどかかります)
5. Rubyのバージョンを確認し、デフォルトに設定する。
#バージョン確認、2.5.1と表示されれば成功
$ ruby -v
ruby 2.5.1p57 (2018-03-29 revision 63029) [x86_64-linux]
#デフォルトのバージョンを2.5.1に設定
$ rvm --default use 2.5.1
Railsをインストール
Rubyをインストールした後にRailsをインストールすることができます。
インストールには、gem(RubyGems)というツールを使用します。
gemとは
Rubyのライブラリを管理するツールのことで単体のライブラリをインストールする時に使用します。
Gemそのものが「ライブラリ」でライブラリとは、プログラムのコードを1つにまとめた物をいいます。
色々なGemがあり、それらをインストールすると簡単にアプリに機能を実装することができます。
インストール
#railsのインストール
$ gem install rails --version="5.2.1"
#インストールされたか確認
$ rails -v
Rails 5.2.1
以上でインストールは完了です。
